串本 大島のかせ釣り
カセのマダイ釣り
今回は、師匠と和歌山は串本の大島でかせ釣りにチャレンジ!
串本のカセ釣り、当方過去4回の経験が・・・・
しかも全て見事な返り討ち(>_<)
今回は?
カセでのマダイ釣り
今夏のフィールドは大島フィッシングさんにお世話になりました。
釣り位置は浅海。
師匠の事前のリサーチで、マダイが釣れているというので期待感はバリバリ!
梅雨時期独特の空模様の中での釣り開始。
当方先ずは、・・・
ゲット!
さて、今回のタックルは、
船竿と電動リール
仕掛けは市販の胴付き仕掛け串本カセマダイ仕様
師匠は、磯竿完全フカセとテンビンカゴフカセのWタックルにて・・・。
後半、天気も回復して善き釣り日和に!(^◇^)
まずまずの釣果に満足なる一日と相成りました(^^)v
後記 : 青サギ
ここ串本周辺では、当方の日頃の生活ではお目にかかれない自然が一杯!
美しい緑や海の青・・・。
そして鳥たち。
渡船の待合の折には鶯がさえずり、
トビは空高く弧を描きながら、少ない羽ばたきで上昇気流を捕らえては雄々しく飛翔。
ソンナ中、カセにて釣りを始めていますと一羽の青サギが・・・。
多少、人間馴れしているのか
かなり接近して当方らの気が付かぬ内に、何処からか飛来してきて
決して美しいとは言えない大きめな声で鳴き散らします。
まるでココは俺様のテリトリーだと、訴えんばかりに定期的にやってくるのが
判ります。
試しに餌取りの豆アジやサバ子をカセの舳先へ放り投げると器用に捕らえて一呑み。
数分の滞在の後また何処かへ・・・。
しばらくするとまたやって来てギャーギャーと・・・(>_<)
結構ヤカマシイ奴なんですナ。
コヤツショバ代(小魚)請求しに来てんのチャウヤロカ?
と勘ぐってしまいます。(>_<)
で、適当に肥えたサバ子の頭を落して、持ち帰ろうとしていたヤツを
再びカセの舳先に放り投げると、お約束通り突っつきに・・・。
この時、
当方笑ってしまいました(^◇^)
コヤツ(青サギ)、頭の無いサバ子が飲み込めないのです!
で、当方も気が付きました。
海鳥たちは獲物を頭から飲み込むのは、ウロコやエラが口や喉モトにヒッカカリにくい様
に、しかも魚の口元が円錐形で飲み込みやすいためにあの様な食し方をしているの
だなと・・。
かつての落語家、桂朝丸(現 ざこば師匠)の動物イジメの様な笑いが・・・。
串本カセ釣りマダイの味
この時期、マダイはノッコミを終えて多少脂を落しているのかナァ・・・
などと思っていたのですが、
ココでのマダイはソコソコ脂が乗って大変美味しかったです(^.^)
養殖の尾びれをカットされたマダイ。
湾内で育った生粋の串本湾内マダイの様です。
尾びれをカットされている分遊泳力が落ちるのか、
掛かった時の突込みが少々穏やかな様な・・・気が?
ただし豊富なエサで、身に脂が乗っている様な感じです。
刺身は文句ナシ!
正しく真鯛。
あえて文句を付けるのなら、少々身が柔らかい程度。
でも全く気にはなりません。
身自身が鯛の味が出ています。
生臭味は皆無!!釣り人の特権ですナ(^^)v
一方、師匠が釣上げた天然真鯛(チャーリー)は、
絶好の鯛めしサイズ!
多少ペレット喰って育っているだろうモノの、
鯛めし仕上げの時に感じたのは、
鯛の風味を俄然、訴えていましたネ(^^)v
今まで作って来た鯛めしで一番美味しかったです。
(小振りな割りに脂が乗っていました)
串本のカセにはまだまだお世話になりたいモノですネ。