鯛ラバ
タイラバ 紀淡海峡
お初の鯛ラバへ、釣り友Y氏と共に行って来ました。
船長は何時もの雰囲気とは違う(?)、優しい船長でした。
プロアングラーとしてYouTubeでも有名な船長です。
予約時にタックルの説明を受けていたので、リーズナブルなロッドを段取りしての釣行です。
ライン=PE0.8号。初心者には扱いやすい号数という事で両軸に200m程巻いて・・・。
オモリも鉛で40~120gを5~6個程度。
ネクタイはオレンジ系とミドリ系数種・・・。
当日は小潮で曇り時々雨、風少々・・・。
釣り客の皆様はわれら合わせて5人。
釣り友のY氏は船釣りへの興味は深々なのですが、マイペースな所があって・・・結局彼のタックルは出航前にドタキャン。
乗船前の船長からのアドバイスで、レンタルタックルで勝負という事になりました。
あれだけ、口酸っぱく事前に連絡していたのに、馬耳東風なY氏なのでした。
しかしレンタルタックルのおかげで結局、彼にとってそれが功を奏しました。
お初タイラバチャレンジノート
鯛ラバという釣り方は棚トリが先ずは第一である事。
これが重要である事が分かりました。
という事で道糸はPE0.8号以下が使用されていたのです。
PE1号以上だとタイラバの出来る海域では棚が取れない。
これが大きな理由なのでした。
棚が取れないと釣果に大きなダメージになります。
釣れない事はないけれど、釣果に非常に悲しい影響を及ぼすという事です。
しかも他の釣り客に被害が及ぶこともあるので、これはもうこの釣りをする上でのエチケットと言えるでしょう。
船長は0.6号を勧めてくれました。慣れれば、釣果は上がるという事です。
PE0.6号は釣具屋ではお勧めされない場合がありますが、今回の実釣でその真偽は証明されました。
美味しい真鯛をその日一日存分に楽しんで、釣りたいのなら、道糸はPE0.6号でしょう。
という事で次回は0.6号巻いてのチャレンジなのです。
僅か0.2号の差で棚取りが驚くほど変わってくるという事でした。
では逆に道糸の細さのデメリット。
それは根ガカリの時の仕掛けの喪失です。
あるいはオマツリの際は最悪、PE切断という決断が下される場合もあるでしょう。
なのでそれらのケースを極力回避するために、着底後間を置かず即、仕掛けを上げる。
途中で仕掛けを止めない。
ラインの流れに意識を払ってオマツリを避け、余分な道糸の放出を避ける。
これが大きなキモになります。
万が一根ガカリしたときは、竿を曲げずに真っすぐ道糸を引っこ抜くイメージでドラグを利かせて引っ張ります。
ラッキーであれば、仕掛けも無事に回収出来ます。
もしアンラッキーな場合。リードで切れた時は仕掛けだけをセットすればO.K.な様に、長めのリードを予め段取りしておくに限ります。
更に高切れ(PE部分で切断)した時は、船上でノットを編むより、新たなタックルでチャレンジするのがベターでしょう。
ラッキーにも根ガカリ見事に解消した折には、必ずライン・仕掛けのチェックもチャンスを逃さないためのひと手間でしょう。
根ガカリ対策としては、タックルは2本以上あれば心強いでしょう。
以上、今回の乗船でのお勉強でした。
さて、シンカーは海底の流れを想像させてくれます。
ラインの位置とシンカーからの抵抗で、何か予感を感じたような気もしました。
深場程、タングステンシンカーが効果を発揮する。
よくよく考えれば比重が重く、表面積が少ない分、TGオモリは直下に沈んでくれます。
形状にもよりますが沈下速度アップも期待できます。
なので、一連のルーチンの時短が釣果アップの可能性に貢献してくれる事でしょう。
費用対効果を考えた場合、この釣りの腕が伴って来ればTGは必須のシンカーになることは容易に判断できそうです。
80~150gあたりのTGシンカーをボチボチ揃えて行かないと・・・・?
またロッドは極力寝かせて操作するのがベストでしょう。
水平以上に竿先を上げる動作は鯛ラバ船上(ドテラ流しでもない限り)では、ほとんどないでしょう。
まぁ、アオモノなどのゲストの急襲の折には必要になるかも知れませんが・・・?
釣る基本は先ずやはり、底取りに細心の集中を払うことが必要なのが、体感出来ました。
底取りが出来ないと、この釣りは出来ないとまで言えるでしょう。
そして竿先をきかせる動作はいらない。
竿先に聞く動作は、仕掛けに良い影響はまったくない様です。
7.5kg久しぶりの再会。
鯛ラバ ビギナ~ズ・ラ~ック!
鯛ラバお初のお勉強で以上のことが、新たに加わった引き出しの中身になりました。
これらの全てが、今回のお初のタイラバ・チャレンジで船長から学習させて頂いた結果になります。
宣伝ではないけれど、今回の船釣り行きの費用対効果は個人的には最高にポイント高かったのでした。
Y氏も船釣りへの自身の発想と実際のギャップを幸運にも乗船前に知ることができてしかも、お初の真鯛釣りで50cmオーバーなら、満足だった事でしょう(^^)v
鯛ラバ・高仕掛け 比較考
今回お初の鯛ラバ釣行で、加太真鯛の高仕掛けとの比較を考えてみました。
両方とも真鯛を狙う船釣りでの釣法です。
その釣り方が、等速巻き・着底後の作業も同じ。
ところがタックルは全くの別物、あるいは発想が違う互いの釣り方の面白さにこの際、今の心境を備忘しておこうかと・・・。
鯛ラバの魅力は何と言っても繊細な仕掛けで真鯛を狙う所に焦点が行ってしまいます。
ティップの具合、仕掛けの多彩さと選択・こだわりがこの釣りの面白さを味合わせてくれていると感じました。
他方高仕掛けの場合、サビキ仕掛け特有の多魚種あるいは複数匹の釣り上げ感が鯛ラバ以上に、釣って・食うと言う個人的浅ましさに自分の結論が至りました。
鯛ラバの場合、釣り場(釣り位置・・・例えば舳か艫かとか・・・)による獲物の大小は高仕掛けの様には感じられませんでした。
皆が一様に釣れるという雰囲気です。
高仕掛けのロッドは2.4mで丈夫なのが釣り易さを後押ししてくれます。
長い仕掛けを手繰り寄せる作業が必要で、その時ロッドを手放して存置しないといけません。
なので、ロッドキーパーにセットするか竿を一定時間手から離さないといけません。
つまりは一時的にせよロッドへの注意が必要な時があるという事です。
迂闊なことをすれば、竿先ポッキンの危険性もあるので注意が必要です。
さらには長い仕掛けは、少々の慣れも必要で7本の針がもつれない様にしながら、それぞれにビニール片を刺し直したりしないといけません。
さて、鯛ラバの場合はその軽量・感度性から、釣っている感がストレートに伝播する印象です。
獲物を釣り上げて即、仕掛けを投下出来るので、釣れるチャンスがより多く望めそうな印象です。
大物狙いは断然、鯛ラバの方が高いイメージを受けました。
釣れる魚種の豊富さもおそらくは、タイラバに軍配が上がるでしょう。
他方、高仕掛けには季節に応じて、落とし込みが楽しめます。
その頃にはメジロ程度なら、釣り上げる事も可能です。
高仕掛けは時に虫(青イソメ)で底をネチネチ攻めれば、鬼アジが相手してくれる時期があります。
仕掛けの違いでそれぞれの釣りの楽しみ方に若干の変化があって、楽しむ醍醐味の味わい方も同じ真鯛狙いではあれ、生エサを使用しない疑似餌での真鯛釣りには色々あって、その楽しみ方も色々と堪能できますネ。
お初の鯛ラバへ、釣り友Y氏と共に行って来ました。
船長は何時もの雰囲気とは違う(?)、優しい船長でした。
プロアングラーとしてYouTubeでも有名な船長です。
予約時にタックルの説明を受けていたので、リーズナブルなロッドを段取りしての釣行です。
ライン=PE0.8号。初心者には扱いやすい号数という事で両軸に200m程巻いて・・・。
オモリも鉛で40~120gを5~6個程度。
ネクタイはオレンジ系とミドリ系数種・・・。
当日は小潮で曇り時々雨、風少々・・・。
釣り客の皆様はわれら合わせて5人。
釣り友のY氏は船釣りへの興味は深々なのですが、マイペースな所があって・・・結局彼のタックルは出航前にドタキャン。
乗船前の船長からのアドバイスで、レンタルタックルで勝負という事になりました。
あれだけ、口酸っぱく事前に連絡していたのに、馬耳東風なY氏なのでした。
しかしレンタルタックルのおかげで結局、彼にとってそれが功を奏しました。
お初タイラバチャレンジノート
鯛ラバという釣り方は棚トリが先ずは第一である事。
これが重要である事が分かりました。
という事で道糸はPE0.8号以下が使用されていたのです。
PE1号以上だとタイラバの出来る海域では棚が取れない。
これが大きな理由なのでした。
棚が取れないと釣果に大きなダメージになります。
釣れない事はないけれど、釣果に非常に悲しい影響を及ぼすという事です。
しかも他の釣り客に被害が及ぶこともあるので、これはもうこの釣りをする上でのエチケットと言えるでしょう。
船長は0.6号を勧めてくれました。慣れれば、釣果は上がるという事です。
PE0.6号は釣具屋ではお勧めされない場合がありますが、今回の実釣でその真偽は証明されました。
美味しい真鯛をその日一日存分に楽しんで、釣りたいのなら、道糸はPE0.6号でしょう。
という事で次回は0.6号巻いてのチャレンジなのです。
僅か0.2号の差で棚取りが驚くほど変わってくるという事でした。
では逆に道糸の細さのデメリット。
それは根ガカリの時の仕掛けの喪失です。
あるいはオマツリの際は最悪、PE切断という決断が下される場合もあるでしょう。
なのでそれらのケースを極力回避するために、着底後間を置かず即、仕掛けを上げる。
途中で仕掛けを止めない。
ラインの流れに意識を払ってオマツリを避け、余分な道糸の放出を避ける。
これが大きなキモになります。
万が一根ガカリしたときは、竿を曲げずに真っすぐ道糸を引っこ抜くイメージでドラグを利かせて引っ張ります。
ラッキーであれば、仕掛けも無事に回収出来ます。
もしアンラッキーな場合。リードで切れた時は仕掛けだけをセットすればO.K.な様に、長めのリードを予め段取りしておくに限ります。
更に高切れ(PE部分で切断)した時は、船上でノットを編むより、新たなタックルでチャレンジするのがベターでしょう。
ラッキーにも根ガカリ見事に解消した折には、必ずライン・仕掛けのチェックもチャンスを逃さないためのひと手間でしょう。
根ガカリ対策としては、タックルは2本以上あれば心強いでしょう。
以上、今回の乗船でのお勉強でした。
さて、シンカーは海底の流れを想像させてくれます。
ラインの位置とシンカーからの抵抗で、何か予感を感じたような気もしました。
深場程、タングステンシンカーが効果を発揮する。
よくよく考えれば比重が重く、表面積が少ない分、TGオモリは直下に沈んでくれます。
形状にもよりますが沈下速度アップも期待できます。
なので、一連のルーチンの時短が釣果アップの可能性に貢献してくれる事でしょう。
費用対効果を考えた場合、この釣りの腕が伴って来ればTGは必須のシンカーになることは容易に判断できそうです。
80~150gあたりのTGシンカーをボチボチ揃えて行かないと・・・・?
またロッドは極力寝かせて操作するのがベストでしょう。
水平以上に竿先を上げる動作は鯛ラバ船上(ドテラ流しでもない限り)では、ほとんどないでしょう。
まぁ、アオモノなどのゲストの急襲の折には必要になるかも知れませんが・・・?
釣る基本は先ずやはり、底取りに細心の集中を払うことが必要なのが、体感出来ました。
底取りが出来ないと、この釣りは出来ないとまで言えるでしょう。
そして竿先をきかせる動作はいらない。
竿先に聞く動作は、仕掛けに良い影響はまったくない様です。
7.5kg久しぶりの再会。
鯛ラバ ビギナ~ズ・ラ~ック!
鯛ラバお初のお勉強で以上のことが、新たに加わった引き出しの中身になりました。
これらの全てが、今回のお初のタイラバ・チャレンジで船長から学習させて頂いた結果になります。
宣伝ではないけれど、今回の船釣り行きの費用対効果は個人的には最高にポイント高かったのでした。
Y氏も船釣りへの自身の発想と実際のギャップを幸運にも乗船前に知ることができてしかも、お初の真鯛釣りで50cmオーバーなら、満足だった事でしょう(^^)v
鯛ラバ・高仕掛け 比較考
今回お初の鯛ラバ釣行で、加太真鯛の高仕掛けとの比較を考えてみました。
両方とも真鯛を狙う船釣りでの釣法です。
その釣り方が、等速巻き・着底後の作業も同じ。
ところがタックルは全くの別物、あるいは発想が違う互いの釣り方の面白さにこの際、今の心境を備忘しておこうかと・・・。
鯛ラバの魅力は何と言っても繊細な仕掛けで真鯛を狙う所に焦点が行ってしまいます。
ティップの具合、仕掛けの多彩さと選択・こだわりがこの釣りの面白さを味合わせてくれていると感じました。
他方高仕掛けの場合、サビキ仕掛け特有の多魚種あるいは複数匹の釣り上げ感が鯛ラバ以上に、釣って・食うと言う個人的浅ましさに自分の結論が至りました。
鯛ラバの場合、釣り場(釣り位置・・・例えば舳か艫かとか・・・)による獲物の大小は高仕掛けの様には感じられませんでした。
皆が一様に釣れるという雰囲気です。
高仕掛けのロッドは2.4mで丈夫なのが釣り易さを後押ししてくれます。
長い仕掛けを手繰り寄せる作業が必要で、その時ロッドを手放して存置しないといけません。
なので、ロッドキーパーにセットするか竿を一定時間手から離さないといけません。
つまりは一時的にせよロッドへの注意が必要な時があるという事です。
迂闊なことをすれば、竿先ポッキンの危険性もあるので注意が必要です。
さらには長い仕掛けは、少々の慣れも必要で7本の針がもつれない様にしながら、それぞれにビニール片を刺し直したりしないといけません。
さて、鯛ラバの場合はその軽量・感度性から、釣っている感がストレートに伝播する印象です。
獲物を釣り上げて即、仕掛けを投下出来るので、釣れるチャンスがより多く望めそうな印象です。
大物狙いは断然、鯛ラバの方が高いイメージを受けました。
釣れる魚種の豊富さもおそらくは、タイラバに軍配が上がるでしょう。
他方、高仕掛けには季節に応じて、落とし込みが楽しめます。
その頃にはメジロ程度なら、釣り上げる事も可能です。
高仕掛けは時に虫(青イソメ)で底をネチネチ攻めれば、鬼アジが相手してくれる時期があります。
仕掛けの違いでそれぞれの釣りの楽しみ方に若干の変化があって、楽しむ醍醐味の味わい方も同じ真鯛狙いではあれ、生エサを使用しない疑似餌での真鯛釣りには色々あって、その楽しみ方も色々と堪能できますネ。