禁断の季節外れのキツの味

悪っちゃん

2011年09月12日 20:22




かつて師匠をブルーにした魚

昨日の獲物。

イシガキ鯛は、すでに我が血肉に。

残る4種類、グレ、バリコ(アイゴ)、シマアジ、キツを一晩置いて塩焼きに!


ガツゴリ独断ランキング

夏の獲物は塩焼きが一番!

ということで、すべて塩焼きに。




当方のお仲間の皆様には、この時期のキツ(イスズミ・イズスミ)は、猫でも跨ぐ魚として風評は知れ渡っています。

師匠でさへ、ホンマに喰うの?
古座川に着いたらホッタラ?

などと、優しいご忠告。

デモマア一度食してみますワ。
と当方。


早速ランキングを。

第4位:グレ。

サイズも季節もまだまだ先の味。
水っぽさが残って、何時もの寒グレにも及ばぬ味でした。

第3位:キツ。

味しません。
臭みもありません。
しかし、皮だけはタキタキの余韻を感じさせる風味が。
といいながらも、骨以外しゃぶり尽くしました。(>_<)

第2位:バリコ

ボチボチ旬の到来か?
アイゴ独特の磯の味が主張していて、身も皮も美味しく焼きあがり、特に身が一番締まっていて、脂分も少々不足ではありますが、決して不味くはなく、ムシロ美味なる評価が欲しい味覚でした。

第1位:ベイビーシマアジ

さすがです。

チビでもシマアジ。

マル鰺をはるかに凌ぐ濃い味。
脂分が無くともこの風味はザ・キング・オブ・アジでした。

今回の悪食でついにスカ踏むかもと、覚悟に及んだ塩焼き対決も、結局はすべて骨だけ残してご馳走様。

これで、益々師匠から悪ッチャンの味覚感覚は猫以下などとコケ下ろされそうです。

でも、この味ならかつての天才猫、ケメ嬢でも太鼓判を押すハズです。

ちなみに彼女は、我が子供が産まれた折には挨拶をしに拙宅へ。

我が拙宅の裏庭を通過する際にも、律儀に一声かけて通り過ぎるという本当に賢い猫で、煮干で腹を満たすと頭だけ残して、美味しい身の部分しか食べない猫でした。









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