悪食レポート番外編

悪っちゃん

2011年04月13日 22:24

去る4月10日(日)。
師匠とI氏共々3人での古座、磯釣り行にて、I氏のロッドが唸りました。
彼も当方同様、食に走る傾向のあるアングラー。

彼とのメールでは、ツイツイ獲物の味加減が話題に。
今回も早速メールが届いたのでご紹介!
イガミの塩焼き最高!



お疲れっす!、イガミ速報冷蔵庫で一晩寝かしたので適度に水分が抜けて最高の塩焼きでしたよ(^_^)
磯の香りが、程よくあってビール好きの我輩の味覚に 相性バッチシで釣行資金が酒代金に…ヤバい(笑)PS-獲物捕獲は悪っチャンに任せて我輩はもっぱら食し担当部長で(^-^)/

毎度〓です。早速ですが、食に〓結果報告です。
先ずはグレの肝と白子、ヤバいね〓旨すぎて〓を〓にしないと嫁に〓物ですねPS、磯ベラの塩焼きも我慢出来ず手を付けてからの写で…m(._.)mなさい。〓

この文章、実は携帯からのメールで絵文字の部分は解読しないと何を言っているのか判りません。
なので、勝手に解釈。

毎度お疲れ様です。早速ですが、食に走った結果報告です。
先ずはグレの肝と白子、ヤバいですね(汗)旨すぎて釣った獲物を内緒にしないと嫁にヒンシュク物ですねPS、・・・。


実はかつて、彼のご子息と師匠の3人で古座へ磯釣りをした際、グレをお土産に持って帰って頂いたのですが、その時はI氏の奥様が、グレの皮もキモも白子も処分なされて、彼は食いそびれてしまったのです。

彼の居ぬ間の出来事で、食に走るアングラーとして少々ショックだったのでしょう。
後日、その話を聴いて当方苦笑い。

I氏は今回の磯釣りで、海釣り公園では見かけることも無いサイズの磯ベラをイソイソとスカリの中へ。
で当方、それ持って帰るの?

I氏:「コレ、旨そうじゃないですか!」
「当然、塩焼きで頂きますヨ。」

当方心の中の言葉:「エーッ!そんなの師匠の悪食指令がないと、俺でも食わんで」
などと思いつつ、実際は当方もかつて食してみて、その旨さは周知でした。

しかし、普通近郊の波止で釣れる磯ベラは、決して旨い魚ではないことも知っていたので、彼ならそれも承知のハズ。
なので、少々目が点に。(・o・)



更に師匠が当方にお土産として、残してくれたイガミ(ブダイ)もかの船長が捌いてくれた折に、「これは悪ッチャン食わんと、初めての人が食ったら、古座の魚の印象が悪くなるから、悪ッチャンが食べなアカンで」という事に。

イガミは、決して不味くは無い魚なのですが、見た目と少々季節が、つまりイガミの旬が過ぎていた事とサイズが可愛らしかったのでその様な仕儀になった様ですが、当方がI氏に、「どう?コレもイって見る?」とご提案させていただきますと、二つ返事でイタダキマスとの事。

さて、その様なプロセスを踏んで今回の悪食レポート番外編という展開へ。



結局、味にウルサイ親父も太鼓判の様でした。

巷では、様々な魚類図鑑や釣り魚書籍などで、あまり高い評価ではない魚(食としてはオススメではない魚)でも、その食し方次第で、非常に美味しく頂けるモノがあるのですね。

その中には、釣り人しか味わえない貴重な獲物もあります。
地方々々の食し方などもあって、コレがまた目からウロコの絶品料理だったりする事もあります。

事、釣りをマスターする上において、食に走るのはドライブで言えばアクセルよりブレーキを踏むようなモノ。
デカイ獲物を釣りたけりゃ、食に走るベカラズの世界。

しかし、釣れたモノは基本食ってみる。
コレも人情。

釣りとは何とも悩ましい嗜みなのでは?



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