メイチダイ ウメイロ 見老津

悪っちゃん

2022年06月18日 19:51

リベンジ戦成功!



先だってのウメイロ狙いの釣り、見事に返り討ち(/ω\)

という事で、再チャレンジ。
事前の予報では曇り時々晴れ程度だったのが、出発前に大雨の予報に・・・。

マァもう入梅だし、致し方ないか・・・。

船上ずっとシトシト気味な釣りになりました。


とは言え今回はリベンジ成功、しかもかつて釣り上げたことのないほどのデカイウメイロに出会えました。

オマケにメイチダイも2枚ゲット。

そして、キンムロもマタマタゲット(^○^)

風雨が厳しくなってきて、11時に納竿だったけれどその終始の雨と、潮で両手をふやけさせて、最後には寒いくらいのフィールドで、他の釣り人の皆様も、稀有で美味しい、絶対に魚屋さんではお目にかかれそうにない獲物をクーラーボックスパンパンにしてお持ち帰りな釣り行きになりました。





雨天時のカゴフカセ釣りなどでは、あったら便利なグッズ。


ふやけた指には、ハリスがツライ・・・。

明日のお仕事のために、指の関節部分を保護しマショ(^○^)

ウメイロ

今回、見老津沖で釣れたウメイロ。

37㎝・650gでした。

こんなに大きくなるなんて知らなかったのです。

ここでの天秤フカセ釣りでは、ゴマサバ・ニザダイ(三の字)がいわゆる、招かれざる客。

三の字なら底へ底へと逃れる様に竿を叩くだけなので、判り易いのだけれど、このデカイウメイロは浮くまではゴマサバかと思ってうかつにも、最速で巻き上げてしまいました・・・(/ω\)

サバはご存じの通り上下左右とよく走ります。

なので、仕掛けが絡まないようにこれはサバだと認識した時点で、電動リールの巻き上げスピードを最速にして巻き上げます。

針も飲み込まれていなかったのに、よくもまぁ口切れせずに揚がってきてくれたモノです。

ウメイロは、たとえチビウメイロでも引きが結構、強いことは既知していましたが、このサイズにまで及ぶともう、ゴマサバやニザダイに引け取らないくらいファイトをしてくれるのですナ・・・。

ファイトを楽しませてくれて尚且つ旬のこの魚は、カツオ出汁を凌駕するほどの上品な出汁を提供してくれます。

その身は刺身でも煮つけでも美味しく頂けます。



メイチダイ 刺身 潮汁

30㎝強のメイチダイ。

旬は今。



メイチダイは捌くときに目を潰さないようにしないと不味くなるとか・・・?

市場では中々お目にかかれない獲物です。

半身は皮を剝いで、もう一方は炙りで(^○^)

お約束通りの味。

血合いのないきれいな切り身。
クセのない上品な後味。

この魚独特の得も言われぬ美味しさは、刺身で十分味わえます。

メイチダイの潮汁

水だし昆布と塩だけで調味して後はメイチダイのアラのうま味に願いを込めて・・・。

さっと湯引きしてウロコをていねいに取り除きます。

スーパーで購入した刻みネギででも、美味いすまし汁でした。

目の周りのトロトロな部分はもう、絶品です。


ウメイロ 刺身




37㎝・650gのウメイロを刺身に・・・。

この時期に脂が乗って非常に美味しくなるウメイロ。

見た目、南方系の熱帯魚。
色合いがタカベにも似ているし、同じような魚種だと思っておられる皆様も・・・?

でも事実は、全く似て非なる魚。
先ず、中々釣れてくれない・・・。
沿岸より若干沖合の水深30m以深で良く釣れるのが、ウメイロ。

マァ、船釣りでないと、まとまっては釣れない魚でしょう。

見た目円錐形の口の小さい、熱帯魚なんだけれど、意外と尾びれが大き目で、結構引きの強い魚。

その身はクセがなく、甘みの強いイメージ。
37㎝なら、2人が腹いっぱいになるまで堪能させてくれる、獲物です。


ウメイロ 赤出汁


カツオ出汁を凌駕する・・・?

ウメイロの赤出汁!

砂ずり腹身とネギだけで、後はウメイロのアラから出汁を取って赤味噌ベースのシンプルな赤出汁。

もう何杯もススってみたくなるジャパニーズなスープなのです。
余命の延長が、予感されるような美味くてヘルシーな日本古来の味噌汁。

日頃のジャンクフードで蓄積された毒を、この一杯で洗浄してくれている様な気持ちにさせてくれます(^○^)






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