戸津井のノマセ釣り

悪っちゃん

2020年12月27日 20:08

アオリイカのデカイのが釣りたくて・・・


今回、久しぶりにノマセ釣りでアオリイカを狙いに戸津井沖へ伺いました。




この頃合いになるとアオリイカが段々デカくなって、釣り応えもあるし、食味もそそられます。

世間では、秋アオリと春アオリなどとカテゴライズされて、春先はデカいアオリ、秋口にはコロッケサイズのアオリがアングラーの獲物として楽しみの一つとして、マァ確立もされている様です。

さてここ戸津井ではこの時期、船に乗って専らアオリイカを釣らせてくれる船釣りがあって、独特の仕掛けで活けアジをベイトにしてノマセ釣りを堪能させてもらえます。

ここでのアオリイカは、そのカテゴリーからすると、春アオリと言えます。

少々賢くなって、秋口のコロッケサイズの頃よりも学習しているのか、中々釣り上げるのが難しくなっている印象を受けます。

ことアオリイカ釣りに限っては、そんな発想を浮かべたりします。

釣れる時は、どんな仕掛けでも釣れると言えば釣れるのでしょうが、確率的にはヤッパリ生きたベイトで誘いをかけた方が、釣れるのではないかと考えるのが、裾野アングラ~の哀しい性(さが)なのです。

という事で戸津井沖へ・・・。

今回の釣り行きは波風共に少々キツメでした。

なので釣り船は揺れに揺れて沖合へ・・・。

船酔いに弱い人なら出だしでノックダウン(?)だったかもしれません。

なので、久しぶりのうねる海への釣り行きになりました。

とはいえ、沖まで出ると風も波も少々落ち着いてきて、マァマァなシチュエーションに。

何か釣れそうな雰囲気です。




アオリイカはお目にかかれなかったけれども・・・


土産は確保できました。

先ずはまるまる肥えたハマチが、結構な引きを楽しませてくれました。

コイツはその日にさばいてゴマ油と塩で味付けして家人二人で半身をペロリと食させて頂きました・・・(^◇^)

そのハマチは脂の乗っていない分、ゴマの風味がハマチの旨味に相乗的に作用して、結構パクパクいけました。

しょう油ではなくて素朴な塩で頂くと、さらにハマチの味が強調されてとれとれのコリコリ感と噛めば噛むほど旨みが口中に広がっていきます。


そして、少々残念賞だった(?)ガンゾウビラメもその日に五枚におろせば、しっかりとエンガワも確保できて、巷間あまり評判の良くない獲物なのだけれど、コノ獲物もヒラメに追従するくらい、噛めば噛むほど旨みが広がっていきます。

ガンゾウビラメは鮮度さへ良ければ、ヒラメに匹敵するほど美味い獲物でした。

あと、イカはイカでもコウイカが、相手してくれました。

という事で、ベイトのアジはシッカリ仕事をしてくれました。





ここでのノマセ釣りの釣果のポイントは、如何にベイトのアジの挙動を感じ取れるかにかかっている様です。

ところがイカの忍び足には中々難しい処があって、その感度は読み取るのが微妙でベイトの水深やタックルの感度、釣り人の感覚が相まって釣果に差が生まれて、この釣りにはまればハマるほどオモシロイ釣り味があって、最後にはヤミツキになります。

他方、青物はイキナリガツンと食いつくイメージで、海中で右往左往縦横無尽に暴れまくってこれもまた、釣り味は即反応してくれますが、やはりワクワクさせてくれます。

今回のノマセ釣りもその醍醐味を十分、堪能させてくれました。

今回のつりも最後に船長から、アオリイカはまず竿を上げ切ってからシッカリ合わせてその後リールを巻いて行くのが釣れる釣り方だということを再度レクチャーしてもらえました。

今回は新調した電動でチャレンジ。

ロッドも少々硬めのヒラメ竿でチャレンジ。

それでもシッカリアタリは手元まで伝わって来ました。





次回はオーソドックスな手巻きでチャレンジしたいと思います。




コウイカ700gで4人前

今回の獲物の一つコウイカは700gでした。

この1杯で家人二人二日分の夕餉に貢献。

初日は刺身を堪能して、二日目はゲソを天ぷらに・・・(^◇^)

コウイカには味噌も結構含まれていたので、生姜とアサツキと味噌・醤油少々で味付けして、刺身のタレにしてこのイカの風味を堪能させて頂きました。

コウイカの墨は、パスタ(スパゲッティ)調理にも使われている材料として今では、有名ですネ。


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