東風(こち)吹いて、梅ならぬ桜(鯛)へ届かぬ我想い

悪っちゃん

2011年04月12日 21:09

南紀は古座、グンカンにて撃沈!(>_<)

前回予定していた釣り行に鼻息も荒く、何時もお世話になっている磯へ桜鯛狙いに。
スッタモンダシテ、結局、師匠とI氏、3人でのチャレンジ。
準備万端、彼らを首を長くして待って、イザ出発!

のツモリが、当方、高速道路上でフト忘れ物に気が付いて一人オオアワテ。\(◎o◎)/!

当方:「ウワッ!エライコッチャ。財布忘れてきたみたいですワ。」
師匠:「アレマ、ホンマに?」
I氏:「取り合えず、路肩に車止めますワ。」
当方:「ゴメン!」

といいつつ、あらゆるポケットを手探りして、結局見つからずに、チョッピリ焦りが。

師匠:「どっかに落ちてるかも知れんで、ヨウ探して見。」

すると、車内のステップの上に。

結局、財布は見つかったものの喫煙家の当方、タバコを忘れていたのをココで確認。

実はこの顛末、今から思えば今回の釣り行の結果を暗示していた様です。



ウネリを招来する男(たち)?

その後、何の事件も無く、車は快調に疾走して天気も上々な何時もの古座へ。
コンビニで釣り前の宴の段取りをして、車内で乾杯。
少々の仮眠を取って、待合室へ。

すると、想像に反して今回、お客さんがチラホラ。
この様子だと、3人一緒に同じ磯には上がれそうにもない、気配。

果たして案の定、師匠だけは別の磯へ。

I氏と当方は、私も初めて上がる地のハナへ。

この時点で、フィールドのコンディションは好くもなく悪くもない状況。

早速二人は嬉々として、フカセ釣りの段取りをイソイソと。
I氏は今回、2度目の古座の磯。

釣りのキャリアは私を遙かに上回る実績もあり、2度目ともなれば一人モクモクと。
当方も、取り合えず磯の際を狙って様子見。

一発目に、磯ベラのゴアイサツ。
そして、数投。
ハリスのチモトが豚の尾状態で、帰ってきたので、海中ではどうやら「テッチリ君」の朝食タイムか?

なので、逆に針を大きめにして若干遠投するも、果たしてフグのオンパレード状態。
I氏もご同様で、結構大きなフグを釣上げていました。



この時点で、磯の状況は小潮、風は限りなく穏やか。
カッパ着では、少々暑いくらいのコンディション。
どうにも、グレを待つには少々の時間が必要な状況下、最初に本命をゲットしたのはI氏。(^^)



さて、この時点で本命を釣上げる事も無く、全くのアタリにお目にかかれないまま、当方は際を中心に色々と攻略。
その内、気が付くと弁当船が。

何時もの、素朴で手作りの美味しい、チョット早めの昼食は秒殺で腹の中へ。
玉子焼きも、魚の塩焼きも、梅干も、小魚の甘露煮も何時も通りのお約束の味は、磯でのもう一つのお楽しみ。
途切れかけた集中力も復活して、再度目線は目の前の海へ。

しかして、大きなアタリも無いままに午後を迎え、再び船長が訪れて・・・
「行くかい?」

でもって、当方、「行く行く」と少々ハシャギ気味。
ヤッタ!グンカンに登れる!

午前中遠めに波がかぶっていたグンカンを観て、半ば諦めかけていましたが、船長の御許しが出たので当方、アドレナリンが上昇!
やる気マンマン荷物を整理して、イザグンカンへ!

さて、ココでヤッテシマイマシタ!(>_<)
先ずは、チャラン棒。

マイ・ビトンで事足りるなどとは、大きな勘違い。
渡船常備の本格派ゴツイビトンを2本持っていかなアカンで!と船長の大声。

そして、船附に道具を安易に降ろしてしまったミスが痛恨!
早速、最も高い位置に設置するも、一発波を食らってクーラーがクロールしながら古座の海へ。(・o・)

しかし船長が、コリャ何かやらかしヨルワという状況で待機していて下さったお陰で、どうにか回収。
ゴメンチャイ!

サスガにグンカン。
グンカン、グンカン、沈没を遂に実践。

ここで、一つ再認識。(>_<)
先ず、渡船常備のゴツイビトンを早々に立てて、それに道具類を引っかける。
そうして、波にさらわれない様に道具類の確保!
コレが最も優先されるべき事実。

当然周りの状況も同時に把握して、それを行動にシンクロさせる事。
これ大切です。

危険回避の鉄則を怠ってしまったミステイク!
痛感してしまいました。

磯釣りは、登礁と上船時に危険が孕んでいる事、知っているクセにやらかしてしまいました。

しかし、何とか落ち着きを取り戻し、ようやく釣りの段取りを。

ここでも早速、際狙い。
果たして、数秒も経たぬうちにイキナリ、ドスン!
続いてプッツン糸切れ。

早速のゴアイサツに残念&期待感レッドゾーン。
サスガにグンカン!

だったのですが、この日は試練の日だったのです。
当方は、コレを最後にとうとうボウズを喰らってしまいました。

しかし、相方のⅠ氏はこの状況下で、何とか3匹のグレゲット!
羨ましい。(;一_一)



そして、日没前終了!
ここで、最後の一発をヤラカシテしまい、今回はロッドケースの背泳ぎ。

帰宅後に、ずぶ濡れになったロッドとリールを水洗い。(>_<)
惨憺たる磯釣り行に。

さて、帰りの車中にて。
Ⅰさん親子の古座参りには、必ずといって東風が。
どうにも、厄介な風もご一緒されて来るのです。

海流の流れに逆らって吹くこの風で、フィールドはウネリまくりのサラシザップン、足元ザザァー。
グンカンは本当にスリリング。

で、Ⅰ氏親子は嵐ならぬウネリを呼ぶ男(たち)というレッテルが。
親子して、気さくで優しい感じのするお二人ですが、晴れ男の当方もコレには敵わなかった。

師匠曰く、これは偶然か必然か?
何とも凄まじいお二人との古座釣り行に、コレマタニュースな話が盛り上がり、東風招来の原因は一体何ナノテーマで下らぬ会話でバカ笑い。
車窓の外では、桜が風に煽られて美しく散っていました。
そして、当方の桜鯛ゲットの夢も見事に散った次第。

この日の釣り行では、全くイイトコなしの当方ではありましたが、これは確かに、必然。
もう一度、フンドシ締め直して、出直し。

真面目な話、磯釣りを楽しく次回に期待出来るためにも絶対欠かせない、安全確保についてもっとシッカリ、力が及ぶように考え、行動をとる修行が必要だと反省させられました。

コレに懲りずに皆様のコレからの釣り行にも期待して、近々リベンジしたいモノの、この様な時はお仕事に励んで、精進が先ヤネ!とクギをさされて、本日はコレにて終了。

オソマツ。


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